最近、新聞には新書のベストセラーの順位しか載らないが、
トーハンの17日調べでは、『新戦争論1』が3位になっている。
1位が山本彩写真集で、売れてるようだ。
さや姉はわしも好きなので、買うべきだろうか?
『新戦争論1』はじわじわ、だらだら売れるタイプのようで、
きっと読んだ人が面白い、深い、感動すると、口コミで伝えて
くれてるのだろう。
そして「好戦派」と「反戦派」の二極に分断された現在の日本には、
最も必要な視点だと、分かってくれる人が増えているのだと思う。
先日、幻冬舎の担当・志儀氏と打ち合わせをしたが、
『新戦争論』は2でも終わらないかもしれないと伝えておいた。
最近の国際情勢、並びに日本国内の言論の質の劣化を見てると、
語らなければならないテーマがどんどん増えていく。
『新戦争論』シリーズを読んだ人間と、読んでない人間では、
教養の格差がどんどん拡がっていくことになろう。
わしの進軍はまだ続くが、夏前には例の戦争大作も完成させる。
イデオロギーぬきの完全フィクションだが、戦争というものを
とことん見つめ直す恐ろしい漫画で、『新戦争論1』の
売り上げにも影響を与えることになろう。